日本ベッド・フランスベッド・nishikawa(西川)の違い|国内老舗マットレスブランド3社を比較

国内老舗マットレスブランド 日本ベッド フランスベッド nishikawa 2. 比較・分析

こんにちは!
「ねるゾウのねむり研究室」研究員のHanaです。

前回の記事では、同じホテル内・系列ホテルでもマットレスブランドが違う?ホテル選びの落とし穴を紹介しました。

今回は、日本国内の老舗マットレスブランド3社「日本ベッド」「フランスベッド」「nishikawa(西川)」をご紹介します。

国内老舗マットレスブランド3社の特徴

日本にはさまざまなマットレスブランドがありますが、国内ブランドは日本の気候や日本人の体型に合わせて開発されている傾向があります。

  • 日本ベッド:迎賓館にも導入された、国内マットレスメーカーのパイオニア
  • フランスベッド:医療・介護施設でも多く使われる、寝返りしやすい硬めのマットレス
  • nishikawa(西川):プロ野球の大谷翔平選手にも選ばれる[エアー]シリーズ

また、日本人は元来畳に布団を敷いて寝ていたため、比較的硬めの寝心地を好む方が多いとされています。このような好みの傾向に合わせて日本人向けに設計されているモデルが多いのも、国内ブランドの特徴です。

ここからは、それぞれの特徴をご紹介します。

日本ベッド

  • 特徴:千鳥状に並んだポケットコイルで支える、きめ細やかなサポート
  • 向いている人:国内マットレスブランドで、間違いのないマットレスを選びたい方
  • 採用ホテル:迎賓館赤坂離宮や星野リゾート、眠りに特化したホテルブランド「レム(remm)」などに採用されています。

海外からの賓客をお迎えする、国の迎賓館にも導入されている日本ベッド。
日本を代表する老舗マットレスブランドのひとつです。

マットレスは、バネのような形の金属製コイルを不織布の袋に包んだ、ポケットコイルタイプ。
コイルの上面と下面だけが不織布で繋がれており、体の動きに合わせてしなやかに動きます。
一般的なポケットコイルマットレスよりもコイルが小さく、数も多くなっているため、体の動きにフィットします。

星野リゾートでは、迎賓館と同じタイプのマットレススプリングを使用しているという情報も。
星野リゾートに導入されている「ふわくもスリープ」は一般販売されていませんが、近い製品として「シルキーパフ」・「シルキーシフォン」(どちらもシングルで約23万円)が挙げられます。

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フランスベッド

  • 特徴:1本の鋼線を立体成形して面をつくる「高密度連続スプリング
  • 向いている人:硬めの寝心地がお好きな方・寝返りのしやすさを重視する方・沈み込みすぎるマットレスが苦手な方
  • 採用ホテル:東横INNや京王プレッソインなど、低価格帯のホテルで採用されているケースが多く見られます。

2020年3月時点で、客室納入実績ナンバーワンのマットレスブランド。
医療現場や介護施設などでも使われる、高い耐久性が特徴です。

独立したポケットコイルとは異なり、1本の鋼線からマットレスが形作られており、通気性にも優れています。
面で支える構造のため、寝返りがしやすいことも特徴です。

さらに一部モデルには、マットレスのフチに「プロ・ウォール®︎」という技術が施されており、寝返りで端に寄っても沈まないような工夫がされています。

エントリーモデルは、ライフトリートメントシリーズのLT Lex1(シングルで約20万円)。

nishikawa(西川)

  • 特徴:点で支えるウレタンマットレス
  • 向いている人:比較的手頃な価格から睡眠環境を見直したい方
  • 採用ホテル:三井ガーデンホテルやヒルトン東京などへの導入実績があります。また、東京ドームホテルやかどやホテルには[エアー]シリーズのマットレスが導入されています。

トップアスリートが愛用する[エアー]シリーズを擁する、創業460年を超える老舗寝具メーカー。

[エアー]シリーズは、ウレタンマットレスの表面が凹凸になっており、体を柔らかく点で支えます。
体圧を分散することで、体への負担を軽減しやすい構造になっています。
また、土台に一定間隔に入った切れ込みのような構造が通気性を高めているため、干す手間が少なくお手入れが比較的簡単です。

[エアー]シリーズ以外にも、最新の睡眠科学を取り入れた機能性寝具[nishikawa睡眠Labo]シリーズや、[FIT LABO]シリーズなどがあります。

エントリーモデルは、[エアー01]ベッドマットレス/BASIC(シングルで約8万円)。

まとめ

国内老舗マットレスブランド(日本ベッド・フランスベッド・nishikawa)は、ポケットコイル・高密度連続スプリング・点で支えるウレタンマットレスと、それぞれ異なる作りであることがお分かりいただけたと思います。
それぞれホテルへの導入実績があるため、実際に一泊泊まってお試ししてみるのも良いかもしれません。

ただし、同じブランドのマットレスでも、ホテルによって型番が異なったり独自のカスタマイズがされていることで、寝心地が変わることがあります。
また、同じホテル内や系列ホテルでも、異なるマットレスを使用しているケースもあります。

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